自然写真家の
今森光彦さんから新刊が届きました。
今森さんの代表的な昆虫の写真と最新エッセイで綴られた素晴らしい一冊。
「まえがき」から抜粋
「写真家になってからの初期の代表作に「今森光彦 昆虫記」があります。
これは、12年間のフィールドノートを季節ごとにまとめて整理した写真集です。この本には600種の昆虫が登場し、一見図鑑のようにも見えますが、名前を調べるということだけがほんとうの主旨ではありません。
一人のナチュラリストが、観察フィールドをもって、何年もおなじ場所に通うことの楽しさを伝えたいと思いました。
昆虫たちが、自分と同じ土地に生きていることのすばらしさを知ってほしかったのです。」「今森光彦 昆虫記」は6ヶ国語に翻訳されて世界中で読まれている本です。
今の今森さんはそれ以上だと思いますが、僕にも17年間、通っているフィールドがあります。
同じナチュラリストとしてのシンパシーがあるからこそ、今森さんのような世界的な写真家の方と一緒にお仕事をさせて頂く機会があるのだと思います。
表現方法は違えど、大切にしているものが同じなんですね。
今森さん、毎度ながら有難うございました。