トニー・ジャー主演映画「トム・ヤム・クン」をDVDで見た。
前作の「マッハ!!!!!」を見てから、トニー・ジャーにはまっている。
タイ映画なのだが、彼はスゴイ。
何がすごいって、痛快なのはその超人なみの身体能力の高さに尽きる。
アジア映画のアクション・スターと云えば、ブルース・リーのカリスマ性やジャッキー・チェンのユーモアさも大好きなのだが、彼らと比べてもトニー・ジャーの身体能力はダントツだ。
そして、体は鍛え抜かれているが、垢抜けない田舎のあんちゃんみたいな(失礼!)ルックスの彼が、ひとたび動き出すと途轍もなくかっこいいのだ。
映画のストーリーも気がつくと、トニーは徒手空拳で敵をばったばったと倒していくのだが、あまり拳銃が出て来ない。
ハリウッド映画にありがちな銃激戦!マシンガン乱射!などしたりせず、中には死ぬ奴も出てくるのだが、その場合は、神のバチが当たりました~!とか天誅~!って感じで、ワルの大将みたいなのに巨大な仏像の首がごろんと落ちてきて、その下敷きになったりしてしまうわけだ。
まぁ、銃がやたらと出てきたら、この手のストーリーは話にならない、って事もあるんだろうけど。
タイ映画の良心?をかい間見た感じがした。
しかし、トニー・ジャーはすごい。
ワシも鍛えよう!