遅ればせながら、2013年も亀工房をよろしくお願い致します。
すっかりご無沙汰してしまいました^^。
久しぶりの更新です。
昨年は亀工房の「結成20周年」を迎えて、年の前半は色々な企画公演を行ないました。
そして5枚目のアルバムとなった「・・・with YOU」を発表。
そして年の後半は例年のように各地へお招き頂いての演奏活動でした。
お陰さまで念願だった「沖縄」にも初めて演奏に行くことができました。
ここ数年来、亀工房の音楽が少しづつ変わって来ておりますが、今年は更に音楽性や表現方法を進化・深化させて行きたいと思っております。
従来通りのレパートリーを含め、そして現場毎のお客様やクライアント様のご要望を満たしつつ、なのは勿論ですが。
昨年末に広島で共演した「
Houribe Lou」の藤澤くんの音楽は若い感性に溢れた素晴らしいものでした。
僭越ながら「自分がダルシマーを続けていたら、こんな音楽をやりたかった!」と思いました。
自分がすでに人前で演奏していた頃に、この世に産まれて来た若い人の感性にインスパイアされる、なんてのは、何とも、素晴らしいことではないですか!
音楽が時代や国境、また人種を超えて人々に支持されてゆく所以ですね。
そんな訳で、僕もまた少しダルシマーを弾きだしたり、創作意欲、満々な状態で、
新しい年を迎えてから、ギター曲がすでに2曲できました。
そしてダルシマーの曲も!?
今まで自分の曲というと、ご依頼を頂いて制作する納期の決まった楽曲以外だと、
「きっと、もっと良くなるであろう・・・」とコダワリ、練りに練り過ぎて、中々「よし完成!カンペキ!!」という訳に行かなかったのですが、この歳になってくると「良い収め時」の頃合がわかってくるのか、良い塩梅で曲が出来てきております。
「己を知る」、ということなのでしょうか。
(悟り!?はては”アキラメ”か!?・笑)
今年はのんびりとしたスタートですが、きっと新しい亀工房の音楽をステージでご覧頂けると思います。
どうぞ、お楽しみに!!!
(2012 暮れ・境港にてN氏と)
※N氏の産みの親、Mさんは僕の永年の心の師匠です。
ハタチの時にお会いして握手して貰ったMさんの右の掌は、分厚くて力強く、その感触を今も鮮明に覚えています。