20余年前?の懐かしい写真。
巨大ヤマカガシの蛇束!?(笑)
当時の自宅から徒歩5分のところに、これだけ巨大なヤマカガシ達がたくさん棲んでいる場所があった。
仕事の合間や仕事中、休日も問わず、見かけたら、まず捕獲(笑)。
とにかく捕獲。
決して逃がさず、捕獲。
噛み付かれても、かまわず捕獲。(笑)
そして、計測、標識(または標識確認)、そして再び、捕まえた場所に放す、を繰り返した・・・8年余り。
平行して、自宅から50キロ離れた場所で、同じように淡水性カメ類の標識再捕獲調査。
標識頭数500頭余り、延べ捕獲数は2000頭を越えていた。
標識のできないスッポンは基本的に放流、または飼育、時に「食べたい!」という人に贈答(笑)。
当時は、夏場の仕事が7:00出勤、という前に、50キロ離れた調査地までトラップを回収に行ったこともしばしばあった。
何故か、現地までクルマで30分で到着していたのが、今でも不思議だ・・・(笑)。
クルマはポルシェやフェラーリ、の訳は無く、コラム5速の日産バネット・ワゴン。
日産サニーの名エンジンなので、1500ccだけど実際、良く走るクルマだった。(○40キロ巡航ラクラク!?笑)
ここをホーム・フィールドとして、出来る得る限り全国各地に出向いて、別のカメや蛇の生息地を探して、その環境を丸ごと観察、そして可能ならば、継続的に観察、調査。
しかし、蛇や亀を探すことに夢中になり過ぎて、「木を見て、森を見ず」の状態にならないよう心掛けられたのは、この時期に出会えたやはり淡水魚を研究する師匠(同じ歳ですが)のお陰だと思う。
ホームを持つこと、そして、他のフィールドを積極的に見ることで、複眼的に自然を観る視点を養えるのであろうと、彼を見て思ったわけだ。
この時期、この場所で自分のヘビ観、カメ観、そして動物生態学の基礎スキルや知識をフィールドから学んだのは間違いない。
今も、その途上でありますが・・・・。
あ、ヤマカガシは咬まれて、その毒が体内に入ると、死に至りますので、決して真似をしないように!(笑)