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先日、亀工房・前澤の裏プログラム(笑)である「目からウロコ、のヘビのお話」を 飯田市美術博物館にて開催して頂きました。 ヘビは、人から忌み嫌われてしまうことが圧倒的に多い反面、 一方では古今東西、世界各地で信仰の対象にもなっている、という不思議な生き物です。 プログラムの中では、ヘビの生態や四方山話を色々とご紹介するのですが、 話しを聞いたり、実際にヘビを目前にした参加者の皆さんの 「ほえ~っ!」という顔や反応を見るのが、とても面白く! (失礼!笑) 自分にとっても、これは楽しく、またやり甲斐のあるプログラムだなぁ、と改めて思いました。 今回は90分の開催時間でショート・バーション。 室内での座学のみでしたが、伝えたいことの半分くらいはお話、表現できたでしょうか。 春から初秋くらいに開催するフル・バージョンでは、 実際に参加者の皆さんと一緒に野外に出てヘビを探して歩きます! 運よくヘビに出会えれば、僕の華麗な(獣のような!?笑) ダイビング・キャッチをお目にかけることができるかも!?(笑) 八ヶ岳南麓でのネイチャー・ガイド時代。 ガイド中にヘビが現れると「前澤さんが転んだ!と思ってたら、 起き上がると手にヘビを持っていた!」と、引率している参加者から驚かれました。 時に、参加者から拍手が起こったりして(笑) 自然をガイドする事も正に”ライブ”であるな、と思わされたものです。 今後も、ヘビを始めとしたモノ言わぬ生き物たちの代弁者であり続けよう!と思った次第です。 ヘビの周りには”笑顔”がいっぱいです! そして、今回は後日談がありまして・・・。 数日後に改めて”飯田美博”に行く機会があったのですが、 館の特別展として「田中芳男と南信州の偉人たち」が催されておりました。 自分が講師をする時は慌しくて、ゆっくりと展示を見る機会がなかったのですが、 今回、初めてこの「田中芳男」の事を遅ればせながら知ることになりました。 田中芳男氏は「日本の博物館の父」と呼ばれる人で、 開国間近だった江戸時代末期に飯田市で生まれました。 漢方医だった父が話してくれた三字経の教えである 「犬は夜を守り、鶏はあしたを司る、いやしくも学ばざれば、なんぞ人とせん・・・(後略)」 「人として生まれてきたからには、自分の持っている力を十分に発揮して、世のために尽くさなくてはならない」 という言葉を胸に生涯、主に独学で学び続けながらたくさんの功績を残しました。 詳しくは別の資料に譲りますが、その中で田中芳男は明治維新のたたかいで 焼け野原になった上野の山を整備して、そこに東京国立博物館、 上野動物園、国立科学博物館を次々と創設して、今の上野公園を作ったのです。 ・・・僕は生まれてから中学生くらいまで、上野の山のすぐ麓に住んでいました。 上野動物園や博物館は幼少の頃は、祖父に連れられ毎日のように通った施設です。 そんな思い入れのある施設の生みの親に、思いがけず出会えて感無量でした。 それも今、自分が好きで暮らしている南信州出身の人物であるとは! 何とも奇遇な気がします。 飯田美博の展望台から、河岸段丘に拡がる飯田の街を一望できます。 ここで「田中芳男」は生まれたんだなぁと、思いながら、 「犬は夜を守り、鶏はあしたを司る、いやしくも学ばざれば、なんぞ人とせん・・・」 という言葉を受け売りながら、我が末っ子にも伝えました。 良き出会いは、歳を重ねてからでもあるものですね。
by kmaezawa
| 2016-10-24 23:46
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