穴の開いたギターを持って、ギターマエストロ「内田さん」の工房に駆け込む。
内田さん曰く、
「このままだと、かっこいいけど(笑)、開いた穴にひっかけてどんどん穴が大きくなっていくよ」
とのことで、裏側から高級ギター材のハカランダの板を貼ってもらう。
「これなら同じように黒く見えても、そこに穴が開くまでには何年かもつでしょう」
内田さん、ありがとうございまっす!
このギターを弾き始めて・・・24年か。
過去にもブリッジ側に穴が開きそうな時があったのだが、きれいにリペアしてある。
ジャパニーズ・ビンテージに属するギターだが、これだけ弾き込んでしまってはそういう価値はない。
24年の間に、材違いだが同じギターをあと2本見つけて購入し、スペアとして使っているのだが、やはりメインはこのギターで、ダントツに現場機会の多い苦楽を共にしてきた相棒である。
これから11月中旬まで慌しい日々が始まる。
週末は横浜にて日本爬虫両棲類学会大会。
秋の気配が濃厚にただよう中、どこからともなく金木犀の香り。
嗚呼、秋。