「第49回日本爬虫両棲類学会大会」が慶応義塾大学で開催され、横浜・日吉へ。
職業は「演奏家」であるのだが、僕は長年、当会の会員である。
全国から集まった研究者の方々と1年振りに再会。
さながら同窓会の様相でもあるが、この1年の研究成果について情報交換する貴重な機会である。
そして大会終了後に、自由集会として千石正一さんから「外来の爬虫類」についての講話があった。
奥が千石先生、お隣は”スーパー・ハぺトロジスト”の異名を持つ太田先生。
テレビのクルーも入っていた。
闘病中の千石さんだが、昨年より体調は良さそうであった。
立ち話をする中、千石さんの中にある”覚悟”を感じる。
まだまだ千石先生に聞きたいことがたくさんあるのは、僕だけではないだろう。
何としても、奇跡を起こして貰いたい。
閉会後は亀仲間と呑み会。
同好の仲間たちとの話は尽きないが、帰りのバスの時間もあり、皆に挨拶をしてひと足先に店を後にする。
楽しく名残惜しい時間にも必ず”終了時間”が来る。
ちょっと先にその場を後にするくらいが丁度良く、寂しくないのだった。