10日間の東京滞在から長野に戻りました。
旅の終わりに山梨でうれしく懐かしい再会がありました。
15年前に八ヶ岳で知り合ったアメリカ人のJoeは、オールドタイム・ミュージック好きなバンジョー弾きで、すぐに意気投合して友人となりました。その頃、彼は山梨県内で英語教師として働いていたのですが、そこで山梨出身の奥さんと知り合い、翌年、結婚。
その結婚式ではJoeのリクエストで亀工房が演奏したのでした。
その後、彼らはJoeの故郷アメリカで暮らしていたようですが、僕らもその数年後、八ヶ岳を離れて長野に暮らしていたので、長らく音信不通でした。
そして、この年始に14年振りに彼らは亀工房のウェブ・サイトを通して連絡をくれたのでした。
そのメールの中で彼らはアラバマ州で暮らし、3人の子どもさんを授かり、3人とも楽器を演奏するのが好きで、一緒に演奏している様子などを知らせてくれたのでした。
YOU TUBEにあがったその
映像の中で、3人はキッチンでそれぞれ楽器を弾きながら元気に歌っていて、なんだか「大草原の小さな家」のワンシーンのようで感激しました。
Joeと連絡を取り合い、山梨県の甲府盆地と富士山がよく見える公園で待ち合わせて久しぶりの再会、子どもたちとも初めて対面したのでした。
Joeは変わらずのうれしいナイス・ガイ振りで、近況報告を交わし、子どもたちと早速、セッションしよう!ということになりました。
右から、Sarah(13),Selue(11),Etowah(12)、亀工房(??)。
彼らとの演奏で、僕たちが演奏してきたアメリカのオールド・タイムの曲の多くには「歌詞」があることを知りました。またウチの子どもたちも、アメリカ育ちの3人と会って、色々とカルチャーショック?を受けたようで良い刺激だった筈。
とても楽しいひとときでした。
「また、いつか会おうね!」
と握手をしてアダムス一家と別れました。
次の再会がいつになるかはわかりませんが、きっと子どもたちはそれぞれ成長し、僕らはちょっと歳をとっているかもしれません。
でも、その時も変わらぬマインドとスピリットをお互い持ち続けていたい、と思いました。