”ゴールデンウィーク”も終盤ですね。
家族で甲府の「山梨県立科学館」に行ってきました。
中央道を使って甲府まで行ったのですが、大型連休中でクルマが多いのもありますが、クルマの流れの秩序が普段と全く違います。
追い越し車線を延々、マイペースで走るクルマ・・・
よって、追い越し車線に大名行列が・・・
よって、少し空いた走行車線をまくって行って、無理矢理、追い越し車線に割り込むクルマ・・・
非難帯でもなんでもない路肩にクルマを止めて、ケイタイで楽しげにお話しているオネーサン(路肩停車+ケイタイがまた多い)
・・・毎年、”G・W”というと、痛ましい事故が続発するのも頷けます。
さて、
甲府・愛宕山にある”科学館”に到着すると、駐車場の空き待ちのクルマの長い列が!
・・・・当分、動きそうにありません。
堪え性の無い僕は「こりゃ、ダメだ!」と、クルマをUターンさせ愛宕山を宛てもなく登っていくと、気持ちの良い駐車場があって、遊歩道の看板がありました。
ここを散策して少し空いた頃を見計らって科学館に行こう、という事になり、仕度をして早速歩き始めます。
ほどなく、展望台に出ました。
甲府盆地が一望できます。(向かいが”K山”でしたよ、majoさん)
またまた歩き進むと、今度は古い石段跡が。
・・・いつ頃築かれたものなのでしょう、木漏れ日に照らされ幻想的です。
山の頂上付近に、忽然と現れる石段。
・・・これを見て、2年前に訪れた島根県の「石見銀山」を思い出しました。
当時、世界中で流通する”銀”の3分の一を占める産出量を誇り、とても栄えた”石見銀山”周辺には大きな集落があり、累々と連らなった家屋の軒を伝って、雨の日も濡れずに山頂まで行けたとか・・・。
現在はそんなことは夢物話かのように、ひっそりと山の木々に囲まれ階段跡だけが残っております。
・・・遊歩道には、人っ子ひとりおりません。
良い汗を掻いて、ハルゼミの声を聞きながら、気持ちの良い新緑の山を家族で満喫できました。
クルマで”科学館”まで戻ると、まだ駐車待ちのクルマが並んでいます。
「また今度来ようね!」と子どもたちを納得させ、愛宕山を後にしました。